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ひなたの極認証特集

ひなたの極認証特集
2018.10.25

育児休暇を取得することで育児の大変さを理解し、以前より仕事のやりがいを感じるようになった。
社内上司から気持ちよく育児休暇を勧める雰囲気と、休暇中の業務のサポート体制が重要。

ひなたの極認証特集
 岡﨑組では男性が育児休暇が取れるときには極力取るよう指導をしています。「ひなたの極 認証特集」第2回は育児休暇を取るべきメリットとこれからの家庭と仕事の在り方について考えます。
育児休暇を取得済みの岩本・内野・永江と、これから育児休暇を取得する菅原にインタビューを行いました。

育児休暇を取得済みの岩本さん、内野さん、永江さんにお聞きします。
岡﨑組では男性が育児休暇が取れるときには極力取るよう指導されているそうですね。いつ頃どれくらいの期間育児休暇を取得されましたか?
平成28年10月中旬から1週間ですね。
平成29年9月末から1週間ですね。
平成29年11月末から1週間ですね。
皆さん1週間取得されたのですね。男性が育児休暇が取れることを最初からご存知でしたか?
知っていました!
知っていました!担当者なのでw
知りませんでした!内野さんからの連絡で取れるんだ!と思ったのです。
申請は自発的に行われましたか?それとも社内案内がありましたか?
双方向ですね!隣が労務担当者だったもので(笑)
自発的です!担当者なので!
社内案内です。
現在の全国実績によると、女性の育児休暇取得率が83.2%なのに比べると男性は5.14%となっています。
全国的に少ないケースではありますが、どのように考えられて育児休暇を取得されましたか?
女性ばかり育休を取るのはずるいなぁ~と。
僕は現場で働くわけではないですが、男性も育休を取るのだということをイメージしてもらうためにも取得しなければ!
同僚に迷惑がかかるのではないか?と思いました。
でも、同僚がいいよ!と背中を押してくれたので、気持ちよく取ることができました。
育児休暇と取得してみて、よかったと感じた事は何ですか?
差し支えなければ、奥様はどのように感じていらっしゃるようだったかお聞かせください。
育児と比べると仕事って楽だな!と。
育児ってたいへんだなぁ~って肌身に感じました。
妻からは何も聞いていませんが、きっと「育児、大変だろ?わかった?」って思っていると思います。
子供との時間が長く取れてよかったと思います。
妻のサポートもできたし、妻に何ができるのか知れてよかった。
妻からはいい会社だね!と言ってもらえました。
奥様も育児休暇を取得されましたか?
岩本:はい
内野:はい
永江:はい
男性の育児休暇取得のメリットは何だと思われますか?
仕事が楽に感じるw
家庭に帰ることが意識づけられますね。
早く帰りたいという気持ちが強くなる。
育児休暇取得前に、事前準備として大変だったことはありますか?
自分の仕事を引き継がないといけないことですね。でも、大変ですが、今後の為には重要だと思っています。
給与処理があったので、その引継ぎが大変でした。
簡単に任せられる仕事ではなかったし、引き継ぐ人にも負担をかけるので、どうしたものかと悩んでましたね。
ドライバーなので引継ぎはないので楽でした。
大変だったことはありません。
育児休暇取得する際、気になることは休暇から復帰後の仕事再開の時のことだと思います。
その点について、取得前に不安はありましたか?
実際に育児休暇から仕事に復帰してみて感じたことはありますか?
仕事って楽だな!って改めてw
書類がめちゃ溜まっているだろうなーと。でも復帰したらそうでもありませんでした!みんな助けてくれるのだな~と実感したところです。
同僚に迷惑がかかるかなぁということ。
男性が育休を取ることに関して同僚から理解が得られないこともあるのではないか。
復帰して、やりがいを感じますね。以前よりもやりがいを強く感じます
これから育児休暇取得予定の菅原さんにお聞きします。取得しようとしたきっかけがあれば教えてください。
社内、上司等からの勧めや、現在私の業務内容を考えた結果、育児休暇を取得しようと考えました。
また、育児休暇を取ることで、妻の育児の大変さ負担の助けになれば喜んでもらえるのではないかと思い、取得しました。
取得前に何か不安なことはありますか?
9月末の休暇に対しては不安はありませんが、自分の請負業務状況によっては休暇を取ることで何らかの不安が出てきそうな感じがします。
全体的な話でいけば、育児休暇を取得していく人は20代~30代の若者の方々が多数だと思うので、やはり社内上司から気持ちよく育児休暇を勧めてあげることが大切だと思う。そうすることで、休暇中の業務のサポートが社内で認知され、同僚が抱える不安と私が抱える不安の大きさが全然違うと思います。

やっぱり、仕事を任されているという責任感と家族をサポートしたいという気持ちのバランスが難しいですね。。。それが不安につながっているかもしれません。
これからの時代の家庭と仕事のあり方について、皆さんの意見をお聞かせください。
男性も育児をして行かないといけないと思う。育休を取ることで、家庭での居場所もできるしね!
家庭を維持するためにはお金が必要です。そのためにはある程度仕事をしなければいけません。それが嫌なら、女性も男性と同じように仕事をしなければなりません。そうなると、社会的にその負担をカバーする仕組みができているのか?疑問に思います。現状は全くできていませんし、女性が一度育休を取得するとキャリアアップをするのも大変です。まだまだ取り組むことが多くあるなと感じます。
仕事を家庭に持ち込まないこと。
共働きなので、なるべく妻をサポートしていきたいなと思います。
現在、会社全体で休暇の消化を積極的に進めてくれる。このような動きは今までありませんでした。
この流れは非常に良いと思います。そのおかげで、休暇が家族との時間に充てられるようになるはずなので、これからも促進して欲しいですね。
総務省が5年に1度公表している「就業構造基本調査」の2017年版では全国の共働き世帯の割合は48.8%。宮崎の割合は全国平均より高い52.1%です。年々共働き世帯は増加しています。
男女共同参画社会が叫ばれている今、育児休暇を男性が取得しにくい風潮を払拭し、女性・男性の区別なく育児休暇が取得できる雰囲気と環境づくりは企業にとって重要な使命です。
岡﨑組は共働き世帯に限らず、全ての家庭で男性も育児に積極的に参加し家族を大切にできる企業を目指しています。
注※ 男女共同参画社会・・・「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」(男女共同参画社会基本法第2条)