現在、施工管理職として、主に工事全体の管理業務を担当しています。具体的には、工事が計画通りに進んでいるか確認し、現場スタッフや下請け会社の方々に人員の確保や工事の進行手順について指示を出しています。
また、必要な資材の調達や現場の安全対策も私の重要な役割です。
この仕事は、コミュニケーションが非常に重要なポジションで、人と話すことが好きな私にとっては適職だと感じています。しかし、会社間のやり取りになると、大規模な工事ではトラブルが発生することもあり、工事担当者からの指示が職人さんに正確に伝わらないこともあります。そうした状況に臨機応変に対応しなければならない場面も多く、気を遣うこともあります。
また、仕事の性質上、相手に厳しいことを言わなければならないこともありますが、良いものを作るためには避けられないことだと思っています。お互いに理解し合い、円滑に取引ができるよう、常に心掛けることが大切な立場だと感じています。
会社が岡﨑組に合併されたことをきっかけに、こちらに移りました。岡﨑組で一番驚いたのは、残業がほとんどないことですね。5時になると、皆さんが一斉に退社するんです(笑)岡﨑組では数年前から業務改革に取り組んでいて、その一環として残業を減らすことに力を入れているんです。かつての土木業界では、残業が当たり前で、遅くまで仕事をする人が「偉い」とされる風潮がありました。周囲が残業していると、自分だけ先に帰りづらい雰囲気もありましたね。
今は、上司から定時に帰るように指示があるので、1日の業務スケジュールが組みやすくなりました。タスク管理も自然と効率的になり、業務の無駄が減りました。
もちろん、工事の進捗によっては残業が発生することもありますが、基本的には定時で帰れるように業務を進めています。結果的に、作業の要領も良くなったと感じますね。
無駄をなくし、効率的でパフォーマンスの高い管理スケジュールを実現させる
小さな子供が2人いるんですが、会社が 土日が休みになり、働く時間も改善が進んでいるので、家族と過ごす時間が増えつつあります。子供の顔を見ると、1日の疲れも一気に吹き飛びますね(笑) 工事によっては、土曜が仕事になることもありますが、代休も取りやすいです。おかげで、家族との時間を大切にしながら働ける環境が整ってきました。
現場には年齢層の幅広い方々が多く、とりわけ年配の方が多い印象です。そんな中、私のような若い世代も大きな仕事を任される存在になりたいと思っていますし、自信も身につけていきたいです。会社がしっかりサポートしてくれているため、少し甘えが出ている部分もあるかもしれませんが、人に頼ることも大切な反面、自分自身で問題を解決できる力をつけたいと思っています。不安なことは毎日ありますが、失敗を恐れずに経験を積み、責任感を持って仕事に取り組んでいきたいです。
2014年
宮崎工業高等学校 建築科卒業
2014年〜2018年
土木会社で勤務
2018年~
根井工務店 入社
2023年~
根井工務店は岡﨑組へ吸収合併
(岡﨑組建築事業部 配属)